『ストームエメラルダ』環境総決算! CL2027横浜上位デッキ徹底解説

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はじめに

今回の記事では『チャンピオンズリーグ2027 横浜』(以下、CL横浜)の上位デッキを振り返っていきます!

すでに『30th CELEBRATION』が発売され、新環境に突入しています。しかし、ベースとなっている環境はCL横浜のものです。今後シティリーグに参加するうえでは、この基盤をしっかり理解することが重要です。

CL横浜はどんな環境だったのか、そして上位デッキのどこが強いのかを徹底的に解説します!

優勝したのはまさかの【メガドリュウズ】

【メガドリュウズ】は、その高火力と高耐久を武器に、環境上位デッキを正面から打ち破るポテンシャルを秘めたデッキです。

なぜ今大会で【メガドリュウズ】が優勝することができたのか、それを知るために、まずは『ストームエメラルダ』以前の環境でどのような立ち位置にあったのか少し振り返っていきましょう!

活躍が原因で強く咎められることに

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もともと【メガドリュウズ】は、『アビスアイ』環境で【ドラパルト】に強いデッキとして活躍していました。

《メガドリュウズex》はワザ「マキシマムドリル」の条件を満たせば、《ドラパルトex》を一撃で倒せます。逆に《ドラパルトex》側は、《ヨノワール》の特性「カースドボム」とワザ「ファントムダイブ」を組み合わせても《メガドリュウズex》を倒せません。

そのため、【メガドリュウズ】はサイドの取り合いで一方的に優位に立てます。

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ところが、『ポケモンジャパンチャンピオンシップス2026』(以下、PJCS2026)を境に状況が変わりました。

【バシャーモドラパルト】や《ファイヤー》《パルデアケンタロス》を見かける機会が増えたうえ、【ドラパルト】側が後攻を取る戦術を確立したことで、戦いづらい場面が多くなりました。

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さらに『ストームエメラルダ』環境では、《ファイアローex》と《伝説の溶岩洞》が流行し、展開が遅れることが致命的になる試合が増えました。

環境の変化でいい立ち位置へ

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しかし《ファイアローex》や《伝説の溶岩洞》を採用する代表的なデッキだった【メガレックウザ】は、活躍しすぎたことで徐々に対策されるようになり、数を減らしていきました。

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その結果、【ドラパルト】が増加します。そして【ドラパルト】は環境の速度に対応するため、《ヨノワール》型・《ノココッチex》型へと落ち着きました。これにより【メガドリュウズ】の立ち位置がふたたび良くなったのです。

しばらく【メガドリュウズ】が環境で目立っていなかったこともあり、CL当日は【メガドリュウズ】への警戒が明らかに薄くなっていました。

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特に【ドラパルト】は《ファイアローex》と《メガガルーラex》への対策にリストを寄せていたため、《ファイヤー》が抜けていることが多くありました。これも立ち回りやすさにつながった要因の一つです。見事な優勝でした。

《なかよしポフィン》で従来型の弱点をカバー!

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あらためてリストを確認してみると、このリストの最大の特徴は《なかよしポフィン》の4枚採用ということがわかります。

以前の主流のリストは、展開力をほぼ《プレシャスキャリー》だけに頼っていたため、後攻を取れないとかなり苦しい戦いになっていました。

しかしこのリストでは《なかよしポフィン》を厚めに採用しているため、先攻でも最低限の盤面を作れる状況が増えています。

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また、《プレシャスキャリー》を必ず使わなければならないわけではないので、後攻1回目の番に《ロケット団のラムダ》ではなく《リーリエの決心》を使う選択肢も生まれます。

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ポケモンの展開は《なかよしポフィン》と《モグリュー》のワザ「なかまをよぶ」で十分に間に合うため、手札を補充するタイミングを作りやすくなっています。

細かな調整が感じられるデッキリスト

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《アイアンディフェンダー》もいいカードです。自分の鋼ポケモン全員が受けるダメージを「-30」するため、《メガドリュウズex》を実質HP370、《メタグロス》は実質HP210として扱えます。

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特に大きいのは《メガドリュウズex》の耐久力が上がることです。《タケルライコex》のワザ「きょくらいごう」でエネルギーを5つトラッシュした場合の350ダメージや、《パルデアケンタロス》のワザ「きあいタックル」の360ダメージをなんと耐えてしまいます。

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さらにベンチにいる《メタング》も、《キュレム》のワザ「トライフロスト」や、《キチキギスex》のワザ「クルーエルアロー」、《オーガポンいどのめんex》のワザ「げきりゅうポンプ」に耐えられるようになります。

《アイアンディフェンダー》は1枚しか採用していないものの、《ロケット団のラムダ》から手札に加えられるため、比較的使いやすいのも魅力です。少数採用でデッキの可能性を広げることに成功しています。

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そのほかにも《メタグロス》や《スペシャルレッドカード》が多めに採用されているのも堅実です。《メガドリュウズex》が早い段階で倒された場合や、そもそも《メガドリュウズex》を使わずに戦う場合でも、攻め手を維持しやすくなっています。

総じて、安定感とデッキの強みをうまく両立させた、優勝にふさわしいリストです。

徹底的に対策された《メガガルーラex》

【ドラパルト】と《メガガルーラex》系統の二大勢力

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今回のCLは、【ドラパルト】と《メガガルーラex》系統の二大勢力対決という構図がありました。

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『ストームエメラルダ』環境が始まった当初は《ファイアローex》の大活躍もあり、《メガガルーラex》を採用したたねポケモン主体のデッキが優勢でした。

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しかしあまりに活躍していたため、《ノココッチex》や《ロケット団の監視塔》などで四方八方から徹底的に対策され、勢いを落としていきます。そして前述の通り、CL直前には大きく数を減らし、【ドラパルト】がふたたび環境の頂点に立ちました。

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とはいえ、《メガガルーラex》の特性「おつかいダッシュ」と、たねポケモン主体による安定感は、長丁場のCLで強みとして存分に発揮されました。結果的に、《メガガルーラex》を中心とするデッキはベスト16に3つ入賞しています。

準優勝は《リーリエのしんじゅ》採用型

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なかでも準優勝のリストはかなり特徴的でした。PJCS2026以前に流行していた、《リーリエのしんじゅ》を採用した【メガガルーラBOX】です。【ピッピオーガポン】とも呼ばれています。

《テレパス超エネルギー》と《リーリエのしんじゅ》を厚く採用することで安定感を高め、さらにサイドの取り合いで優位に立てる構造になっています。

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エネルギーをつける手段として《アカマツ》を採用しているのも特徴です。《プリズムエネルギー》を主軸にしたタイプとは異なり、グッズが使えない状態でも攻撃の準備がしやすくなっています。

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また《スペシャルレッドカード》は、これまでの【メガガルーラBOX】ではあまり見られなかったものの、非常に効果的な一枚といえます。

《メガガルーラex》がすぐに倒されてしまった場合や、非ルールポケモン主体のデッキが相手の場合、《アンフェアスタンプ》1回では手札干渉が足りないことがあります。

そこに《スペシャルレッドカード》があると、手札干渉の回数が増えるうえ、それらを引ける確率も上がるため、戦いやすくなっているわけです。

一方で、異なるアタッカーを使い分けて相手の弱点をつくスタイルはそのまま残っています。

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以前から使われていた《オーガポンいどのめんex》はもちろん、《ノココッチex》対策の《コライドンex》や、【メガドリュウズ】や【イワパレス】対策の《パルデアケンタロス》を採用しており、幅広い相手と戦えるリストに仕上がっています。

また、これらのポケモンをいいタイミングで使えなくても、《リーリエのしんじゅ》をつけた《リーリエのピッピex》自体が優れたアタッカーになっているため、戦線を安定して維持できます。

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これらの要素は少ない枚数での採用ですが、その引きにくさを《暗号マニアの解読》で補えるのが【メガガルーラBOX】の強みです。相手からすると何が来るか分からない、まさにBOXと呼ぶにふさわしいデッキです。

強みに振り切った《タケルライコex》型

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こちらはベスト8入賞の《タケルライコex》を軸にしたリストです。《タケルライコex》の場合、エネルギーさえあればワザ「きょくらいごう」の一撃でどんなポケモンも倒せるため、対応力と安心感があります。

そしてこのリストは、これまで併用されていた《リーリエのピッピex》を採用していません。そのため、エネルギー管理を筆頭にデッキが扱いやすくなっているのが特徴です。序盤は《ファイアローex》、中盤以降は《タケルライコex》で攻めきるという勢いがリストから感じられます。

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《リーリエのピッピex》の利点は、《ドラパルトex》に対しエネルギーを節約しながら倒せることでした。それを思い切って不採用にすることで、ほかのカードの枠が生まれたのが大きいです。

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たとえば《基本草エネルギー》の採用枚数が多いため、後攻1回目の番から《シアノ》と《エネルギーつけかえ》を組み合わせ、《ファイアローex》で攻めやすくなっています。

加えて《ガラスのラッパ》が2枚、《エネルギー回収》が1枚あるおかげで、盤面へのエネルギー供給もしやすいです。

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このリストの《ファイアローex》は、妨害しながら攻撃するよりも、盤面を安定して作る役目が大きくなっています。《メガガルーラex》の4枚採用と合わせ、毎試合再現性の高い動きができます。

逆風のなかでも上位入賞を果たした《メガレックウザex》

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《メガガルーラex》や《ファイアローex》への対策によって、CL以前から苦しい立場に置かれていた【メガレックウザ】ですが、それでもベスト16に進出しています。リスト面で見ても《メガレックウザex》の課題をうまく解決しており、完成度が高いです。

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まずこのリストは、《ドラパルトex》や非ルールポケモン主体のデッキに対して強烈な対策カードとなる、《伝説の溶岩洞》型です。《ジャミングタワー》もあわせて採用することで、相手の《ヒーローマント》などを咎めつつ、《ロケット団の監視塔》への解答も増やしています。

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リストのなかでもひときわ目立つのが《テツノイバラex》です。このカードは《メガレックウザex》や《ファイアローex》の弱点をついて一撃で倒せるだけでなく、特性「イニシャライズ」によってルールを持つポケモンの特性をなくせます。

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つまり、《メガガルーラex》系統に対する強力なカウンターとして使えます。CL以前から採用しているリストが少数存在していましたが、このデッキにもきちんと搭載されています。

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そして《ガチグマアカツキex》です。このデッキは場にエネルギーを供給できれば、《メガレックウザex》のワザ「ストームエメラルダ」で多くのポケモンを倒せます。しかし、ゲームの進行が早いと十分にエネルギーを用意できないこともあります。

そういったときに、わずかなエネルギーだけで攻撃を可能にする《ガチグマアカツキex》の特性「ろうれんのわざ」は非常に相性がいいです。最後のサイドを取りきるときに便利な一枚といえます。

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ほかにも《シアノ》や《ジャッジマン》《ポケモンいれかえ》など、ほしいカードが必要な枚数分しっかりと採用されており、【メガレックウザ】におけるお手本のようなリストです。

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ここまで見てきたように、CL環境では最大限警戒された結果、《メガガルーラex》系統は数を大きく減らしました。しかし《メガガルーラex》の優秀さはまったく変わっていません。

今後もたねポケモン主体のデッキのエンジンとして、環境に合わせて形を変えながら活躍を続けていくカードです。

立ち位置の良さから大活躍した【ヤドキング】

広がり続ける「ひらめきチャレンジ」の選択肢

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『ストームエメラルダ』環境で存在感を示したのが【ヤドキング】です。

《ヤドキング》のワザ「ひらめきチャレンジ」の選択肢が増え続けた結果、多くのデッキに対する解答となるワザを備え、戦える範囲が広がりました。それはCLでも変わらず、ベスト16に合計3デッキが入賞しています。

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【ドラパルト】を筆頭とする進化デッキには《キュレム》のワザ「トライフロスト」、《メガガルーラex》を筆頭とするたねポケモン主体のデッキには《メタグロス》のワザ「メタリックハンマー」、メガシンカexデッキには《コノヨザル》のワザ「みちづれファイト」を使い、相手にとって割に合わないサイドの取り合いを仕掛けていきます。

入賞リストごとの4種類目の違い

入賞リストでは「ひらめきチャレンジ」用のポケモン、《キュレム》《メタグロス》《コノヨザル》の3種類は共通していましたが、4種類目はすべてのデッキで異なっていました。

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ベスト4のリストに採用されていたのは、ワザ「ゴーストブロー」を持つ《コノヨザル》です。このワザはダメージとは別に、ベンチのポケモン1匹にダメカンを5個「のせる」ため、《シェイミ》を出されていても無視してベンチを狙えます。

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ベスト8のリストの《ギラティナ》は、ワザ「カオスクローラー」によって高い確率でバトル場の《ヤドキング》を守れます。少しずつダメージを与えたい状況や、非ルールポケモンを相手にするときに有効な一手です。

なお、このリストのみACE SPECが《アンフェアスタンプ》になっており、手札干渉で相手に《ボスの指令》を引かれなければ、「カオスクローラー」でサイドを取らせない番を作れます。組み合わせを意識した構築です。

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ベスト16のリストの《ゼラオラ》は、ワザ「サンダーブリッツ」でベンチのポケモンexを狙えます。最後に《キチキギスex》や《ニャースex》を狙えば、《プライムキャッチャー》を使わずにサイドを取りきって勝てます。

このように三者三様のカスタマイズができるのが【ヤドキング】最大の魅力であり強みです。デッキの基盤は固まっていながら、ワザの選択で個性が出ます。

立ち位置の良さとコンセプトの力強さは今も変わっておらず、CL直後のシティリーグでも、環境最多の【ドラパルト】に次いで決勝トーナメント進出数の多いデッキでした。今後も目が離せません!

圧倒的なまでの存在感【ドラパルト】

ベスト16の半分以上を占めた環境の王者

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《メガガルーラex》系統が向かい風にさらされるなか、環境の王者として君臨し続けたのが【ドラパルト】でした。その地位はもはや疑う余地がなく、ベスト16にはなんと9デッキが入賞。実に半分以上が【ドラパルト】という圧倒的な成績です。

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入賞したタイプのバランスも良く、その内訳は《ノココッチex》型が4、《ヨノワール》型が4、《バシャーモex》型が1でした。タイプ内でのリストの差もほとんどなく、洗練されていることがわかります。

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ただし、ベスト4の《ノココッチex》型は、ほかの同型と比べて《クラッシュハンマー》が採用されていません。妨害ではなく、自分の動きに寄せきった形です。

逆にベスト8の《ヨノワール》型には《クラッシュハンマー》が4枚採用されています。《ヨノワール》による爆発力を最低限確保しつつ、ミラーマッチでの優位性を担保したリストといえます。

なぜ王者は優勝を逃したのか?

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一方で、【ドラパルト】は惜しくも優勝を逃しています。その理由として、構築が《メガガルーラex》系統への対策に寄っていた点が挙げられます。

【ドラパルト】はデッキの基盤、コンセプトともに強力です。これまで多くの大会で好成績を残しており、今大会の勢力図を見ても、それは間違いありません。

そんな【ドラパルト】にも一部不利なデッキが存在します。これまでは、不利なデッキに対してリストの枠を対策に割くことで、相性を覆してきました。

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しかし『ストームエメラルダ』環境では、《メガレックウザex》や《ファイアローex》、《伝説の溶岩洞》といった無視できない勢力が台頭した結果、そちらへの対策を厚くしなければなりませんでした。

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その分、今回上位に入賞した【メガドリュウズ】や【ヤドキング】といったデッキへの警戒が薄くなりました。《リーリエのしんじゅ》を採用した【メガガルーラBOX】に対しても、ほかの《メガガルーラex》系統と比べて求められるカードが多いため、難しい戦いになります。

また、勢力が多すぎてミラーマッチの回数が増えたことも要因の一つです。CLという長丁場で、運の要素が絡むミラーマッチを数多くこなした結果、最後まで勝ちきるのは難しくなりました。

とはいえ、どんな相手にも一定以上の勝率を持ち、カスタマイズ性に優れ、パワーの高いデッキであることは間違いありません。

実際、CL後に開催されたシティリーグでも、ほかを大きく引き離す入賞数で環境トップの座を維持しています。今後も【ドラパルト】は高い壁として存在し続けます。

おわりに

以上、CL横浜の上位デッキ振り返りでした!

冒頭の通り、すでに『30th CELEBRATION』環境になり、シティリーグが始まっています。新カードを採用した意欲的なデッキも入賞しています。

一方で、CLで上位入賞したリストがベースとなり、シティリーグで活躍しているのも事実です。どういう意図があり、どのように強かったのか。この記事が今後のデッキ選択の参考になれば幸いです。

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