序文あいさつ
エネルギーの力ってすげー!ハレツーチャンネルのひのきPです。
最近はポケモンチャンピオンズにお熱ですが、もちろんポケカの環境も追いつつ大会にも参加していますよ! 今回紹介する《タケルライコex》と《メタング》のデッキについては私が動画上でよく使っている2デッキでもありますので、より詳しくお届けできたらと思います。
しかも、今回の2デッキはデッキの中にエネルギーをたくさん入れて、それをポケモンにつけて高いダメージを狙うというシンプルなデッキなのでこれから大会に参加しようという方にもオススメのデッキです。 ぜひ参考にしてくださいね!
2行タケルライコex
デッキリスト
今回紹介するデッキのひとつ目は、最近数を伸ばしていて、私も実際に大会で使ってみた「2行タケルライコex」です!
公式サイトのデッキ登録機能を使った際にデッキリストが「2行」になることからユーザー間でそのように呼ばれています。現在では以下のテンプレート構築から少しカードの種類を足した「約2行タケルライコex」(これは便宜上私がいま命名しました)に形を変えつつあります。
デッキの内容はいたってシンプル。従来の《タケルライコex》と同じように《アカマツ》と《オーガポン みどりのめんex》の特性「みどりのまい」で盤面のエネルギーを加速し、《タケルライコex》の「きょくらいごう」を打ち込んでいくデッキです。
しかし、デッキのエンジン部分が従来と大きく異なります。これまでの形であれば《メガガルーラex》の特性「おつかいダッシュ」や《ヨルノズク》の特性「ほうせきさがし」で手札を補充して戦うデッキ構築が多く見受けられました。ですが、「2行タケルライコex」にそんなものはありません。あるのはシンプルに己の「みどりのまい」を追求する姿のみです。
これまでの《タケルライコex》では盤面に《ヨルノズク》や《メガガルーラex》、あるいは他のアタッカー(《リーリエのピッピex》や《テツノイサハex》など)を出す関係上、《オーガポン みどりのめんex》は2体程度にとどめておくのがセオリーとされていました。また、基本草エネルギーも6枚~8枚程度の採用がメジャーであります。正直なところを申し上げると、「みどりのまい」をフルパワーで活かしているとは言い難い構築でした。
この形がテンプレート的になりすぎて、私を含め世の中の多くのプレイヤーは「みどりのまい」のポテンシャルを見誤っていたのではないでしょうか。事実、私もこの構築を使うまでは《オーガポン みどりのめんex》は盤面に2体、基本草エネルギーは8枚で十分と思っていました。しかし、まったくそんなことはありませんでした。2行タケルライコexを実際に使ってみると、自分はいままで無意識のうちに「みどりのまい」の可能性を閉ざしていたのだと痛感しました。
2行タケルライコexにおいては基本草エネルギーを12枚~14枚、《むしとりセット》を4枚入れることにより、《オーガポン みどりのめんex》を盤面に3体出して、毎ターン「みどりのまい」を3回使うことが現実的になります。 理想的な盤面は《タケルライコex》2体、《オーガポン みどりのめんex》3体、(採用されていれば)《キチキギスex》になるでしょう。
こうすることによって、《タケルライコex》が「きょくらいごう」を使う際に、盤面のエネルギーに余裕を持つことができます。
従来の構築では、「きょくらいごう」でエネルギーを5枚トラッシュしなければいけない番に、エネルギーを5枚つけてなんとか要求を満たすシーンなどが散見されました。特に相手の《アンフェアスタンプ》などで手札への干渉を受けた後の番は要求を満たすのが大変です。《アンフェアスタンプ》から《スペシャルレッドカード》を連続で打たれてしまっては、要求を満たせなくなりズルズルと敗北してしまいます。そこを上手く解決した、シンプルながら美しい解法です。
じゃんけんでは先攻を取るのが良いでしょう。《オーガポン みどりのめんex》と基本草エネルギーにつながるカードがデッキの約半分を占めているので高い確率で「みどりのまい」まで到達することができます。《タケルライコex》にエネルギーを手札からつけることができたら完璧です。後はひたすらエネルギーをつけて攻撃することを繰り返すだけです。
試合をしていくと、この番《リーリエの決心》を使うか《アカマツ》を使うか迷う場面があります。
「手札による」のが前提として、序盤は手札枚数を確保するための《リーリエの決心》、中盤以降は《リーリエの決心》を手札・山札に残しつつ盤面にエネルギーを保持できる《アカマツ》を優先して使うのがいいのではないでしょうか。
ACESPECは現状《アンフェアスタンプ》が多く採用されています。これは今年新しいレギュレーションになってからの《タケルライコex》に共通することですが、相手の手札を妨害すること以上に「自らのドローを助ける」役割での《アンフェアスタンプ》の採用が見受けられます。
注目ポイント
2行タケルライコexはそのシンプルさゆえデッキ改造しやすく、「約2行タケルライコex」へと姿を変えています。カードの種類を増やしすぎるとかえってデッキの良さを消してしまうことになりかねませんが、ある程度メタカードや自分の回すためのカードを採用することで、引きに左右されづらいデッキになります。ではどんなカードを採用するのがいいのでしょうか?
《キチキギスex》はおなじみのカードですね。特性「さかてにとる」は前の相手の番に自分のポケモンがきぜつしていれば3枚引くことができます。手札が多少悪いときでも「さかてにとる」を使うことで、「みどりのまい」につながり、さらにそのドローで次のカードにつながり……という形に持っていくことができます。余計なカードが入っていないデッキだからこそ、シンプルな3枚ドローが強力なのです。
また、ワザの「クルーエルアロー」も強力で、序盤に相手のたねポケモンを倒していくことができます。こちらも臨機応変に使っていきたいワザです。ただし、「夜のタンカ」が採用されておらず、《キチキギスex》が倒された後に盤面に帰ってくる方法がないので、手札状況と要相談です。
《ラティアスex》は特性スカイラインでたねポケモンのにげるためのエネルギーがすべてなくなります。これで《タケルライコex》スタートしてしまったときでも序盤に《オーガポン みどりのめんex》で攻撃することや、試合中盤以降で偶然コライドンを引いたときに「はじょうもうこう」にプランを移行することなどができるようになります。《ラティアスex》1枚で戦術の幅が大きく広がるカードになるのでオススメの1枚です。
《コダック》が採用されているケースもあります。特性「しめりけ」で主に特性カースドボムへのメタカードです。「カースドボム」入りの《ドラパルトex》に対して「カースドボム」を絡められてサイドのまとめ取りを防ぐためのカードです。こちらの盤面にはHPが210以上あるポケモンしかいないので、ファントムダイブだけではなかなかこちらの盤面を崩壊させるのは大変です。相手が《コダック》を倒すことにリソースを割いている間に、こちらは速攻で決めて勝負を終わらせてしまいましょう。
「メタングバレット」
2つ目に紹介するのは「メタングバレット」。『ニンジャスピナー』で強力なメタグロスが収録され、「メタングバレット」に入ることが予想されていましたが、ついに構築が成熟しシティリーグ優勝などの結果を残し始めました。
「メタングバレット」は《メタング》の特性「メタルメーカー」で山札から基本鋼エネルギーを加速して、様々なアタッカーを使い分けて戦うデッキです。
先週Каiтоさんが紹介した「《ダイゴのメタグロスex》デッキ」との差別点は《ふしぎなアメ》が要らないことです。
現環境では《スボミー》の「むずむずかふん」が非常に強力で、これを使われるだけで2進化ポケモンは大きな遅れを取ってしまいます。
対して「メタングバレット」は《ふしぎなアメ》を使わないので、「むずむずかふん」を使われたとしても、《メタング》に進化してエネルギー加速するプランに大きな支障はないのです。
反面、《メタング》と《ダイゴのメタグロスex》ではHPが違い過ぎるので、《メタング》は相手のワザで倒されやすいことに注意が必要です。それではよく採用されるポケモンを見ていきましょう。
※《メタグロス》と《ダイゴのメタグロスex》は別のカードなので、通常のポケモンとダイゴのポケモンには進化関係はありません。まったくの別デッキなので混同しないように注意しましょう。
まずは《メタグロス》。ワザの「メタリックハンマー」は鋼エネルギーを3個トラッシュする代わりに300ダメージを出せます。これでたねのメガシンカexは倒していけますし、《グラビティーマウンテン》と合わせると、2進化のポケモンexも倒すことができるようになります。
進化してしまうと《メタング》が場から1体減ってしまいます。《メタグロス》を出すときは基本的には場に《メタング》が3体あるときに1体だけにしたいですね。
こちらも重要なアタッカーであるヒードラン。鋼エネルギーの数×50ダメージを与えることができます。《メタグロス》では届かないメガシンカexに対して届かせるためのカードです。
メガシンカexは試合中1回倒せれば十分というゲームが多いことと、にげるためのエネルギーが重く、スタートに出したくないカードなので最近は1枚に抑えた採用が増えています。
基本的には《メタグロス》と《ヒードラン》で相手のポケモンexやメガシンカexを一撃で倒すことを目指しますが、状況によってサブアタッカーも使い分けましょう。相手のたねポケモン程度あればエネルギートラッシュなしで倒せる《ゲノセクトex》の「プロテクトチャージ」、ベンチ狙撃ができる《キチキギスex》の「クルーエルアロー」、テラスタルに特効がある《レジギガス》の「ジュエルブレイク」が有効なこともあります。このデッキを使い慣れてきたらぜひとも使いこなしたいアタッカー陣です。特に対進化デッキ戦では「プロテクトチャージ」で序盤を戦うプレイが大事です。
注目ポイント
「メタングバレット」は非ルール(サイドを1枚しか取られないポケモン)アタッカーを中心に組まれているデッキではありますが、ベンチにはサイド2枚を取られるポケモンが並ぶので、純粋な非ルールデッキである《フーディン》デッキには不利になってしまいます。
そこで採用が見られるのが、《ロケット団のフリーザー》と《ロケット団のガルーラex》の組み合わせです。
《ロケット団のフリーザー》は特性の「レジストヴェール」でロケット団のたねポケモンが相手のワザの効果を受けなくなります。これで《フーディン》の「ハンドパワー」を完封することができます。
また、《ロケット団のガルーラex》はワザも最低限のダメージを持ち合わせており、ワザの「バッドインパクト」の条件はこのデッキだと《ロケット団のラムダ》を使用することで満たすことができます。これで《フーディン》は問題なく倒すことができますし、もし《ロケット団のガルーラex》で対戦をスタートしてしまった場合でも相手のたねポケモンexを倒すことができます。
この2枚は《フーディン》への対策カードですので、もし周りに《フーディン》を使っているお友達がいないであるとか、大会環境に《フーディン》がいないと判断すれば採用を見送るカードであります。代わりに入れるカードは基本鋼エネルギーや《タケシのスカウト》、《ハイパーボール》など自分のデッキを回すためのカードを入れるのがいいでしょう。
まとめ
今回は普段私が愛用している2デッキの最新型をお届けいたしました。ガチ大会に持って行ってもよし、友達とカジュアルで楽しく遊んでもよしと一挙両得なデッキになっています。
ぜひデッキを組んで対戦してみてくださいね。それではまた次回!!
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